こちらミクモ探偵事務所2
するとナツミが元気よく手を挙げた。
「ついでだからさ、斗南達の生活も聞いてみたい!」
「はい?それはどういう……」
「お店終わった後とか何してんのかなぁって」
ナツミの質問に困ったように笑う斗南。
あまり人様に言えないような事もしているだろう。
「そりゃあ色々だよ。昨日だったら早く家に帰って寝たけどさ」
と言うことは、彼もアリバイがない。
霞は自分の頭にこの事をインプットした。