こちらミクモ探偵事務所2

「給料良かったら紘哉の所に嫁ごうかと思ってたのに」

「冗談でも止めてくれ。虫酸が走る」

紘哉は嫌そうに手を振って答える。
途端に紗季の目がつり上がった。

「ひっどい!!そこまで言うこと無いじゃない!」

「だからと言って、そこまで怒るほどの事でもない。糖分足りてないんじゃないか?」

そう言いながら彼は紗季にチョコの箱を差し出した。
怒りながら紗季はチョコをもらって食べる。

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