こちらミクモ探偵事務所2

「……すみません」

霞は謝りつつも半分呆れた表情をしていた。

山田は満足そうに頷くと、先を続けた。

「と言うことで、主らにはトップ・オブ・ザ・ファイブの手下となってもらう。
勿論素性を聞き出すためだ。
彼らの言うことにはよく従うように」

「……捜査だからしょうがない」

紘哉は小さくため息をついた。
一々山田の言うことに反応していたら体が持たない。

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