空を翔びたい




なんだったんだ、さっきのリアルな夢は…


嫌な予感が止まらない。



ふと枕元に置いてある時計を横目で見ると1時を回ったばかりだった。





「ただの夢だ」



自分に言い聞かせるようにそう呟いて、固く目を閉じる。

でも、何度も浮かぶ。
あの台詞が。







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