空を翔びたい




ふと視界に入ったちっさい少年。

あたしと同じくらいか?
もっとガキか?
あんな頼りない奴に助けを求めるのも尺に触るなー。
よし、自力で降りよう。




「バリバリ…バリ…ねぇ、危ないよ」


「………」



見つかってしまったぜ。


しかも、なんだコイツ。
めっちゃうまい棒バリバリ食ってる。
しかも、全部コンポタだ。





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