*ユルユル恋愛*

教室までは、階段を降りていかないといけない。


ちょっと階段は怖いけど、壁をつたっていけば。。。


慎重に足を一歩踏み出そうとした途端。


「奈緒ちゃん。」


また誰かに名前を呼ばれた。


ぎこちなく振り向くと、そこには美鈴ちゃんがいた。


い、今は先に教室にいきたい。


腕が限界だ。


< 186 / 208 >

この作品をシェア

pagetop