*ユルユル恋愛*



時計を探していると、また心地好い声が響いた。



「11時だよ。」

「へっ?」

「時計…探してたでしょ?」

「うん。ありがとう。」

「いいえ。」



そう言うと、浅野くんはまた窓の外を眺めた。



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