*ユルユル恋愛*



あたしは不安でいっぱいになった。



そんな不安を消すように黙々と型ぬきをした。



「明石さん?」

「は、はい!」

「そこ、もう生地ないよ。」

「へっ?」



手元を見ると生地はなくて、机の上を型ぬきしていた。



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