*ユルユル恋愛*



オーブンの前にしゃがみ込んで、浅野くんは軽々と天板を持ち上げた。



熱くなかったかな??



心配だったけど、浅野くんは全然気にしていないようだった。



「いいかんじに焼けたね。」

「ん。でも、まだ熱そう。」

「もう少し待とう。」

「ん。」



< 99 / 208 >

この作品をシェア

pagetop