１５０年後のラブレター

＊手紙

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拝啓　蒼井睦月様



お久しぶりです。


お元気でしたか？



新撰組一番組組長、沖田総司です。



私はこの150年間、貴女が生まれ、成長し、そして150年前の私に会うのをずっと見守っていました。



私と貴女が手紙で繋がってしまって、たくさん辛い思いをさせたみたいで、本当すみませんでした。



でも私は、貴女に出会えて本当に幸せでした。



初めて人を愛することを知りました。



睦月が大好きです。



睦月を誰にも渡したくない。



そんな私の我が儘で贈ってしまった櫛が、貴女を縛り付けて居たようで、本当に申し訳ありません。



睦月がずっと持ち歩いてくれていることは知っています。



ですが、もう戸棚の奥にでもしまって下さい。



私との思い出を過去にして、生きていって下さい。