バイバイまたね
said maiko

今日は、ずっと胸騒ぎがしていた。

親友の優衣が死んでから、もう2週間。

それだけの時が流れても、まだ優衣が近くにいるような気がする。

私はモヤモヤを抱えたまま、昼休みに入ろうとしていた。

なぜか屋上にいかなければならないと思った。

頭に直接響くように、懐かしいともの声が聞こえた気がした。

私は、屋上へ向かった。

「舞子!!」

後ろから優也が走ってくる。

「屋上にいくのか?俺もいくよ。嫌な予感がするんだ。」

私は、頷くと、裕也とならんで走った。
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