バイバイまたね
高校生になってから、君にも私にも、異性の友達は、どんどん増えた。

けれど、二人の関係が壊れることはなくて、けど進呈することもなかった。

けれど、高校生活最後の文化祭で、あなたはいってくれた。

「優衣。来年からは、俺たちバラバラだし、最後の文化祭一緒にまわんねぇ?」

「そっか、宏介は、就職組だもんねぇ…いいよ。回ろ。」

私は短大生。

母子家庭の宏介は、就職。

お互い、忙しくなって会う時間もなくなるだろう。

文化祭は、楽しかった。

毎年一緒に回っていた親友の舞子も、私の気持ちを知っていたからか、快く送り出してくれた。

条件を1つだけだして。
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