クリスマス恋語
「私がそんなイベントの為にこんなこというと思ってるの?桂樹は。私のことそんな風に見てるの?」
「ち、違う…!そんなんじゃ…!」
「私、そんな理由でこんなことは言わない。私は桂樹のことが好きだよ」
えっ?
ええー!!?
か、夏南が…僕のことを…!!?
そ、そんなこと、あるわけがない…!
夏南は明るくて、部活の人気者で、実力もあって…。
でも僕は全くの正反対で…地味だし、自分の意見すら言えない臆病者だし、全然、結果も出せてないし…。