クリスマス恋語
「ふーん」
って、え…っ?!
守風さん…?!
「…え、えっと、そ、それだけ、ですか?」
「は?何がよ?」
「いや、あの、だから、その…僕の話の感想…」
「うん」
うんって!!
普通、少しくらい何か感想あるべきだと思うんですが…っ。
「感想って何よ。あんたはあたしに慰めの言葉でもかけてもらいたいわけ?それとも思いっきり叱ってほしいわけ?」
「そ、それは…」
「あんたがどんな過去を持とうが、どんな傷を背負おうがあたしにはどうでもいいし」
ええーっ!?
自分から聞いておいて!?