クリスマス恋語

それはツリーの真下、そこだけ高くなっているのか、人混みの中でもはっきりわかる。








2本のマイクスタンド。






その周りには小さな音響機械。









何だろう…。




あそこのステージに誰か来るのかな?








そう思った矢先、19時を告げるベルが広場に鳴り響いた。







そのベルと共に音響機械から楽しげなクリスマスの曲が流れる。








広場に集まっていた人々から街中まで響き渡るような歓声が上がる。









その歓声の中、ステージに現れたのは。

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