愛してるから死んで
岡村先生はまだ20代の若い先生で明るく男子と昼休み一緒に遊んだりして人気があった



因みに新婚で奥さんは妊娠中



岡村先生は私を空いている教室に呼び出した



「まあ座ってノハナちゃん」


明るい笑顔で言う



何言われるだ?警戒しながら席に座る



岡村先生は


「ノハナちゃんは元気で明るくて4年の時には学級委員長もしていたんだよね?」


「はぁ…」



「ねぇノハナちゃん何か悩み事とかある?」


岡村先生は笑顔を絶やさすに言う



「なーんにも無いですよ」


「じゃあさどうしてロッカーの名前勝手に堺とか名前変えたり、親が離婚したとか嘘を言うのかな?」


カーッと血が上った
大嘘つき大魔王の私はこんな直球な質問に答えられない…


いや自分でも分からないんだ



「・・・」


答えられずに黙っていた
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