揺れる想い~年下彼氏は小学生~㊤
愛を感じて-side由佳-
chapter19
信じられない事に、大翔君も私の事を好きだと言ってくれた。
それどころか。
抱きしめられて、激しいキスまでされて。
嬉しいけど、なんだかすごく照れくさい。
今も、抱きしめられてるんだけど。
女の扱いに慣れてる感じて、ついやきもちを妬いてしまう。
「水沢…さんと比べてない?」
思わず、可愛くない事を言ってしまった。
驚いた大翔君は。
私から体を離して、じっとこっちを見ている。
「……何でですか?」
「べ、別にっ。ただ、なんとなく」
嘘。
さっきから、ずっと気になって仕方ない。
こんな風に水沢の事も抱きしめるのかな?とか、こうやって彼女ともキスするのかな?とか。
やだなぁ、私ってこんな嫉妬深い女だったんだ。
しかも、相手は小学生。
年上の余裕なんて、全然無いじゃん……。
そう落ち込んでいた私に、追い打ちを掛けるかのような彼の声。
「比べてるって言えば、比べてるかも」
「や、やっぱり……」
男の人は、やっぱり抱き心地とか比べるんだ。
キスの仕方とかさ。
そんなの、初めてなんだからダメに決まってんじゃんっ。
「変な風に考えてるでしょう?俺が言いたいのは、梨香なんかより、ずっと抱き心地が良いって意味なんだけど」
「えっ?あ、そう……」
改めて言われると、なんだか恥ずかしくなってくる。
高校生の私が全然余裕ないのに、小学生の大翔君が大人の余裕を感じさせるって。
なんか…間違ってるよね。
それどころか。
抱きしめられて、激しいキスまでされて。
嬉しいけど、なんだかすごく照れくさい。
今も、抱きしめられてるんだけど。
女の扱いに慣れてる感じて、ついやきもちを妬いてしまう。
「水沢…さんと比べてない?」
思わず、可愛くない事を言ってしまった。
驚いた大翔君は。
私から体を離して、じっとこっちを見ている。
「……何でですか?」
「べ、別にっ。ただ、なんとなく」
嘘。
さっきから、ずっと気になって仕方ない。
こんな風に水沢の事も抱きしめるのかな?とか、こうやって彼女ともキスするのかな?とか。
やだなぁ、私ってこんな嫉妬深い女だったんだ。
しかも、相手は小学生。
年上の余裕なんて、全然無いじゃん……。
そう落ち込んでいた私に、追い打ちを掛けるかのような彼の声。
「比べてるって言えば、比べてるかも」
「や、やっぱり……」
男の人は、やっぱり抱き心地とか比べるんだ。
キスの仕方とかさ。
そんなの、初めてなんだからダメに決まってんじゃんっ。
「変な風に考えてるでしょう?俺が言いたいのは、梨香なんかより、ずっと抱き心地が良いって意味なんだけど」
「えっ?あ、そう……」
改めて言われると、なんだか恥ずかしくなってくる。
高校生の私が全然余裕ないのに、小学生の大翔君が大人の余裕を感じさせるって。
なんか…間違ってるよね。