揺れる想い~年下彼氏は小学生~㊤
これで、梨香とは終わりにできた。
アイツには悪いけど、それが本音だ。
「まだ…早いか」
携帯の画面で時刻を確認すると、11時半を少し過ぎたところで。
約束の時間には、まだまだ早い。
それでも、何だか無性に由佳さんに会いたかった。
かといって、時間を早めてもらうには申し訳ないし。
「本屋でも行くか」
駅のすぐそばにある、まぁまぁ大きい本屋。
ちょうど、読みたい本があった事を思い出した。
「早く…会いたいな」
由佳さんとの初デートは、電車で3区行ったところにあるボウリング場。
そこには併設してバッティングセンターもあるし、俺としてもちょうどいい。
由佳さん、初めてだって言ってたよな。
克也が打つのを見た事はあるらしい。
だけど、自分で打った事は無いって言ってた。
野球だったら、俺は由佳さんに教えてあげられる。
こんなガキでも、ちょっとは彼氏らしいところを見せられるだろうか。
「そろそろ用意するか」
財布を取りに、俺は部屋に向かった。
アイツには悪いけど、それが本音だ。
「まだ…早いか」
携帯の画面で時刻を確認すると、11時半を少し過ぎたところで。
約束の時間には、まだまだ早い。
それでも、何だか無性に由佳さんに会いたかった。
かといって、時間を早めてもらうには申し訳ないし。
「本屋でも行くか」
駅のすぐそばにある、まぁまぁ大きい本屋。
ちょうど、読みたい本があった事を思い出した。
「早く…会いたいな」
由佳さんとの初デートは、電車で3区行ったところにあるボウリング場。
そこには併設してバッティングセンターもあるし、俺としてもちょうどいい。
由佳さん、初めてだって言ってたよな。
克也が打つのを見た事はあるらしい。
だけど、自分で打った事は無いって言ってた。
野球だったら、俺は由佳さんに教えてあげられる。
こんなガキでも、ちょっとは彼氏らしいところを見せられるだろうか。
「そろそろ用意するか」
財布を取りに、俺は部屋に向かった。