揺れる想い~年下彼氏は小学生~㊤
残り少ない私の理性が、両手で彼の肩を押す。

だけど体を支配されつつある今、抵抗する力はほんのわずかしか無くて。


簡単に両方の手首をつかまれてしまい。

そのまま、すぐ後ろの壁に体を押し付けられた。


「由佳……」


そう言って、彼は私の左耳に舌を這わせてくる。


「あっ……」


思わず出てしまった声が、浴室に響く。


私のイヤラシイ声とシャワーの音と、彼の舌の音。

この空間が、何だか卑猥なものになっていく。


そのうちに、彼の両手が私の胸を優しく揉み始めて。

今までに味わった事の無い感覚に、自然と声が出る。


「はぁっ、んっ……」


「愛してる、由佳」


そのうち彼の舌が首筋をなぞり、胸へと下りてくる。

右胸の先端を手で弄られながら、左胸の先端を唇で吸われる。


「あぁんっ」


どうにかなってしまいそうな快感に、全身を包まれる。


もっと触って欲しい、もっと激しくして欲しい。


そう…思いかけていた時だった。
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