揺れる想い~年下彼氏は小学生~㊤
「由佳の初めて…俺がもらってもいい?」
胸から顔を上げた彼に、そう言われてしまった。
初めて……。
その言葉に、私の全部が現実に引き戻された。
頭も、この淫らになりかけていた体も。
全身から血の気が引いていくのを感じながら、私はただ黙って彼を見ることしか出来なかった。
諒斗に抱かれただなんて知らない大翔君は、もちろん私が処女だって思っている。
だけど…分かってしまうんじゃないだろうか?
もし最後までいった時に、初めてなのかそうでないのかっていう事が……。
「優しくするから」
私の戸惑いを勘違いしたのか、彼はそう言ってきて。
かと思ったら、彼の右手が私の足の付け根の辺りを探り始めた。
「い…や……」
秘部を触られるんじゃないかと思って、慌てて拒む声を出した。
だけどうまく声が出せなくて、シャワーの音にかき消される。
「嫌……」
彼の手の動きが激しくなっていくのを止めたくて、私はもう一度声を出す。
「由佳……?」
さっきより大きく出た声に、彼は動きを止めた。
不思議そうに見てくる大翔君を私から離したくて、
「嫌っっっ!」
そう叫んで。
思い切り…突き飛ばしてしまった。
胸から顔を上げた彼に、そう言われてしまった。
初めて……。
その言葉に、私の全部が現実に引き戻された。
頭も、この淫らになりかけていた体も。
全身から血の気が引いていくのを感じながら、私はただ黙って彼を見ることしか出来なかった。
諒斗に抱かれただなんて知らない大翔君は、もちろん私が処女だって思っている。
だけど…分かってしまうんじゃないだろうか?
もし最後までいった時に、初めてなのかそうでないのかっていう事が……。
「優しくするから」
私の戸惑いを勘違いしたのか、彼はそう言ってきて。
かと思ったら、彼の右手が私の足の付け根の辺りを探り始めた。
「い…や……」
秘部を触られるんじゃないかと思って、慌てて拒む声を出した。
だけどうまく声が出せなくて、シャワーの音にかき消される。
「嫌……」
彼の手の動きが激しくなっていくのを止めたくて、私はもう一度声を出す。
「由佳……?」
さっきより大きく出た声に、彼は動きを止めた。
不思議そうに見てくる大翔君を私から離したくて、
「嫌っっっ!」
そう叫んで。
思い切り…突き飛ばしてしまった。