揺れる想い~年下彼氏は小学生~㊤
逃げないで-side大翔-
chapter31
薄暗い明りに包まれて、俺達はお互いの体を貪り合っていた。
ぼんやりとした視界が。
まどかさんを、由佳だと思わせてくれる。
「あんっ、大翔……」
甘ったるい彼女の声が、静かな部屋に響く。
俺はまどかさんを抱きながら…頭の中で由佳を抱いていた。
「なんか、今日の大翔激しい」
そう言ってまどかさんは、俺の首に手を掛け。
そのまま、唇にキスをしてきた。
「……昨日、まどかさん帰って来なかったから」
同窓会に行った彼女。
結局、昨夜は家に帰って来なくて。
俺が学校に行く頃に、タクシーで帰って来た。
「もしかして、妬いてる?」
そう言いながら、もう一度唇を重ねてくる。
今度は、彼女の温かい舌が俺の口内を貪ってきて。
自然と、由佳とのキスに頭の中で切り替えていた。
「俺だけを…見てよ」
ここにいない、彼女に告げる。
自分だけを見てくれたなら。
年の差だとか小学生だとか、きっと気にならなくなる。
そうさせるだけの想いが、自分にはある。
「好きなのは、大翔だけだから。信じて」
そう告げるまどかさんに俺以外の恋人がいる事は、もちろん知っている。
それに、口でどう言ったって。
体は…正直だ。
付けた覚えのないキスマークが、まどかさんの体には幾つもある。
ぼんやりとした視界が。
まどかさんを、由佳だと思わせてくれる。
「あんっ、大翔……」
甘ったるい彼女の声が、静かな部屋に響く。
俺はまどかさんを抱きながら…頭の中で由佳を抱いていた。
「なんか、今日の大翔激しい」
そう言ってまどかさんは、俺の首に手を掛け。
そのまま、唇にキスをしてきた。
「……昨日、まどかさん帰って来なかったから」
同窓会に行った彼女。
結局、昨夜は家に帰って来なくて。
俺が学校に行く頃に、タクシーで帰って来た。
「もしかして、妬いてる?」
そう言いながら、もう一度唇を重ねてくる。
今度は、彼女の温かい舌が俺の口内を貪ってきて。
自然と、由佳とのキスに頭の中で切り替えていた。
「俺だけを…見てよ」
ここにいない、彼女に告げる。
自分だけを見てくれたなら。
年の差だとか小学生だとか、きっと気にならなくなる。
そうさせるだけの想いが、自分にはある。
「好きなのは、大翔だけだから。信じて」
そう告げるまどかさんに俺以外の恋人がいる事は、もちろん知っている。
それに、口でどう言ったって。
体は…正直だ。
付けた覚えのないキスマークが、まどかさんの体には幾つもある。