揺れる想い~年下彼氏は小学生~㊤
chapter3
「こんにちは」
そう、後ろから声を掛けてくれたのは。
まさかの…大翔君だった。
「ぎゃっ!」
驚きのあまりに、変な声を出してしまった瞬間。
お盆の上のコップとかを落としそうになってしまって。
慌てて彼が手を伸ばし、支えてくれた。
ふぅ、間一髪。
「すいません、突然声掛けたから……」
申し訳なさそうに謝る大翔君に、大きく首を横に振って見せた。
「大丈夫っ。全然、大丈夫だからっ」
とりあえず、それだけ言うのが精一杯で。
だって、中にいるかもって思ってたのに。
まさかこんな風に、大翔君が現れるだなんて。
反則だよ、反則っ。
「なら、良かった」
そう言って彼は、はにかむように少し笑ってくれた。
くぅーっ、かわいすぎるっ。
思わず顔がにやけそうになるのを、ぐっと堪える。
だって、ただでさえこの至近距離。
初めて近くで見る彼の顔は、やっぱり整っていて。
クールな顔立ちに、大人っぽい眼差し。
背は、163センチの私より5センチぐらい低いかな?
克也の方が高いかも。
青いアディダスのトレーナーに、黒のジーンズ姿は。
ユニフォームの時とは違って、また新鮮だった。
そう、後ろから声を掛けてくれたのは。
まさかの…大翔君だった。
「ぎゃっ!」
驚きのあまりに、変な声を出してしまった瞬間。
お盆の上のコップとかを落としそうになってしまって。
慌てて彼が手を伸ばし、支えてくれた。
ふぅ、間一髪。
「すいません、突然声掛けたから……」
申し訳なさそうに謝る大翔君に、大きく首を横に振って見せた。
「大丈夫っ。全然、大丈夫だからっ」
とりあえず、それだけ言うのが精一杯で。
だって、中にいるかもって思ってたのに。
まさかこんな風に、大翔君が現れるだなんて。
反則だよ、反則っ。
「なら、良かった」
そう言って彼は、はにかむように少し笑ってくれた。
くぅーっ、かわいすぎるっ。
思わず顔がにやけそうになるのを、ぐっと堪える。
だって、ただでさえこの至近距離。
初めて近くで見る彼の顔は、やっぱり整っていて。
クールな顔立ちに、大人っぽい眼差し。
背は、163センチの私より5センチぐらい低いかな?
克也の方が高いかも。
青いアディダスのトレーナーに、黒のジーンズ姿は。
ユニフォームの時とは違って、また新鮮だった。