揺れる想い~年下彼氏は小学生~㊤
もう離さない-side由佳-
chapter34
大翔君と想いが通じ合った後。
私は…彼と初めて結ばれた。
初めてちゃんと男の人に抱かれた事もあってか。
私は、いつの間にか気を失ってしまっていて。
ふと目が覚めると、顔のすぐ前に大翔君の裸の上半身があった。
見るつもりが無くても、私の視界に彼の胸があるわけで。
何だかやけにドキドキする。
「……気が付いた?」
私の目線より少し上から、彼の声がする。
あんな事をした後だから…恥ずかしくってまともに顔を見れない。
「由佳、イビキすごかったよ」
「えぇっ!?」
まさかの『イビキ』発言に驚いて顔を上げると。
まともに、大翔君と視線がぶつかった。
「嘘だよ」
そう言って笑う大翔君があまりにも可愛くて、つい見とれてしまう。
おかげで、騙された事への怒りがどこかに消えてしまっていた。
「そういえば、今って何時?」
外が少し薄暗くなっているようで、窓から差し込む光もさっきとは全然違う。
「もうすぐ6時かな」
壁の時計を見たのか、彼は私の髪を撫でながらそう答えた。
裸のまま向き合ってるだけでもドキドキしてるのに。
髪なんか触れられるから、ドキドキがどんどん加速していく。
「ゆ、夕御飯…作らなきゃ」
お母さんは泊まりで、お父さんは帰りが遅い。
克也は気を利かせたのか、公輝君の家でご馳走になるらしいから。
とりあえずは、私と大翔君の分って事だよね。
2人で食べるのって、なんか照れるんだけどっっ。
私は…彼と初めて結ばれた。
初めてちゃんと男の人に抱かれた事もあってか。
私は、いつの間にか気を失ってしまっていて。
ふと目が覚めると、顔のすぐ前に大翔君の裸の上半身があった。
見るつもりが無くても、私の視界に彼の胸があるわけで。
何だかやけにドキドキする。
「……気が付いた?」
私の目線より少し上から、彼の声がする。
あんな事をした後だから…恥ずかしくってまともに顔を見れない。
「由佳、イビキすごかったよ」
「えぇっ!?」
まさかの『イビキ』発言に驚いて顔を上げると。
まともに、大翔君と視線がぶつかった。
「嘘だよ」
そう言って笑う大翔君があまりにも可愛くて、つい見とれてしまう。
おかげで、騙された事への怒りがどこかに消えてしまっていた。
「そういえば、今って何時?」
外が少し薄暗くなっているようで、窓から差し込む光もさっきとは全然違う。
「もうすぐ6時かな」
壁の時計を見たのか、彼は私の髪を撫でながらそう答えた。
裸のまま向き合ってるだけでもドキドキしてるのに。
髪なんか触れられるから、ドキドキがどんどん加速していく。
「ゆ、夕御飯…作らなきゃ」
お母さんは泊まりで、お父さんは帰りが遅い。
克也は気を利かせたのか、公輝君の家でご馳走になるらしいから。
とりあえずは、私と大翔君の分って事だよね。
2人で食べるのって、なんか照れるんだけどっっ。