揺れる想い~年下彼氏は小学生~㊤
そして、黒のキャミソールに手を掛けた時だった。
「姉ちゃんっ、母さん帰って来たからっっ」
階段の下から、救世主のような克也の声が聞こえてきた。
た、助かったぁ……。
「ざーんねん、今日はここまでだね」
そう言って立ち上がると、大翔君はゆっくりと私に近付いて来た。
「別に、残念じゃないからっっ」
脱ぎたくて脱いだわけじゃないんだしっ。
拗ね気味に答えると。
急に抱きしめられて…唇を塞がれた。
激しく舌を絡ませてくる彼に体はしっかり抱かれていて、逃れられそうにない。
まぁ、逃げるつもりもないんだけど。
何せこの格好だから、恥ずかしくて。
「聞いてんの!?姉ちゃんっっ」
再び、階下から克也の声がする。
返事の無い私に苛立ってるのが、ここでもよく分かる。
「んんっ、んんっっ」
慌てて唇を離そうともがくけれど、彼は何故だか離してくれなくて。
返事しないと、克也が変に思って上がって来ちゃうじゃんっっ!
こんな恰好見られたら、変に誤解されそうだし。
「克也に見られたら、恥ずかしい?」
ふいに唇を離し、意地悪そうに笑いながら彼はそう尋ねてきた。
「は、恥ずかしいに決まってるじゃんっっ」
「教えてあげたら?克也に。俺達は、こういう仲なんだって」
そう言ったかと思うと、いきなり私のキャミソールをさっと上に脱がせてしまって。
その早技になす術もなく、私はすっかり上も下も下着だけになってしまった。
「やだっ、何するのっっ!?」
慌ててキャミを取り返そうとしたのに、彼はそれをベッドの上に投げてしまった。
「……意地悪ぅ」
私の位置からは、手を伸ばしても届くはずもなくて。
「姉ちゃんっ、母さん帰って来たからっっ」
階段の下から、救世主のような克也の声が聞こえてきた。
た、助かったぁ……。
「ざーんねん、今日はここまでだね」
そう言って立ち上がると、大翔君はゆっくりと私に近付いて来た。
「別に、残念じゃないからっっ」
脱ぎたくて脱いだわけじゃないんだしっ。
拗ね気味に答えると。
急に抱きしめられて…唇を塞がれた。
激しく舌を絡ませてくる彼に体はしっかり抱かれていて、逃れられそうにない。
まぁ、逃げるつもりもないんだけど。
何せこの格好だから、恥ずかしくて。
「聞いてんの!?姉ちゃんっっ」
再び、階下から克也の声がする。
返事の無い私に苛立ってるのが、ここでもよく分かる。
「んんっ、んんっっ」
慌てて唇を離そうともがくけれど、彼は何故だか離してくれなくて。
返事しないと、克也が変に思って上がって来ちゃうじゃんっっ!
こんな恰好見られたら、変に誤解されそうだし。
「克也に見られたら、恥ずかしい?」
ふいに唇を離し、意地悪そうに笑いながら彼はそう尋ねてきた。
「は、恥ずかしいに決まってるじゃんっっ」
「教えてあげたら?克也に。俺達は、こういう仲なんだって」
そう言ったかと思うと、いきなり私のキャミソールをさっと上に脱がせてしまって。
その早技になす術もなく、私はすっかり上も下も下着だけになってしまった。
「やだっ、何するのっっ!?」
慌ててキャミを取り返そうとしたのに、彼はそれをベッドの上に投げてしまった。
「……意地悪ぅ」
私の位置からは、手を伸ばしても届くはずもなくて。