揺れる想い~年下彼氏は小学生~㊤
「由佳、こいつバスケ部の高崎真吾。お前に話があるんだってさ」
高崎君……?
やっぱり、知らない子だった。
バスケ部というだけあって、諒斗みたいに身長は高い。
しかも、近くでよく見たらかなりのイケメン君だ。
「吉野さん、急にごめんね」
吉野っていうのは私の名字で。
向こうは、私の事を知っているらしい。
「あ、ううん、別に」
とりあえず、愛想笑いを返してみる。
「あのさ、吉野さんって今つき合ってる人いる?」
「えっ?いないよ」
慌てて、愛想笑いに手の振りを足した。
「じゃあ、好きな人は?」
そう訊かれた瞬間、不覚にも大翔君の顔が浮かんでしまった。
やだっ、何でここであの子を思い出すのっ!?
何故だか顔が火照ってくるのを感じて、自分でも驚いていると。
「良かったら、つき合ってくれないかな?」
と、さらっと告られてしまった。
高崎君……?
やっぱり、知らない子だった。
バスケ部というだけあって、諒斗みたいに身長は高い。
しかも、近くでよく見たらかなりのイケメン君だ。
「吉野さん、急にごめんね」
吉野っていうのは私の名字で。
向こうは、私の事を知っているらしい。
「あ、ううん、別に」
とりあえず、愛想笑いを返してみる。
「あのさ、吉野さんって今つき合ってる人いる?」
「えっ?いないよ」
慌てて、愛想笑いに手の振りを足した。
「じゃあ、好きな人は?」
そう訊かれた瞬間、不覚にも大翔君の顔が浮かんでしまった。
やだっ、何でここであの子を思い出すのっ!?
何故だか顔が火照ってくるのを感じて、自分でも驚いていると。
「良かったら、つき合ってくれないかな?」
と、さらっと告られてしまった。