揺れる想い~年下彼氏は小学生~㊤
chapter11
結局、パスタを食べてから少しゲームセンターで遊び。
夕方には、電車に乗った。
高崎君と別れる前に、携帯の番号とメアドをお互い教え合う事になり。
『友達なら、教えても問題ないよね?』と言われたら、別に断る理由も見つからなくて。
確かに、友達だったら教えるかも。
現に諒斗だって知ってる訳だし。
「どうだった?高崎クンは」
電車に乗ってしばらくすると、諒斗が尋ねてきた。
ちなみに、あれから大翔君とは会えずじまいで。
「どうって…楽しかったよ。それに、諒斗と違って紳士だし」
「あっ、そ。でも…つき合うなら真吾がいいぞ。その片想いの奴忘れる為に、つき合ってみたら?」
≪片想いの奴≫
それは、大翔君の事。
大翔君を忘れるために、高崎君とつき合えって事……?
「でも、そんなのって高崎君に失礼じゃない?」
他の人の事を想いながら、つき合うだなんて。
「つき合ってから好きになる事だって、あんじゃねぇの?」
大翔君より、高崎君の方を好きになるって事?
そんな事…あり得ないよ。
そう思っていたら、諒斗のキツイ一言が私の胸に刺さってきた。
「由佳がソイツを想い続けてたら、ソイツが迷惑なんじゃねぇの?」
「え!?」
迷惑……?
私が想い続けてたら、大翔君に迷惑がかかるの?
夕方には、電車に乗った。
高崎君と別れる前に、携帯の番号とメアドをお互い教え合う事になり。
『友達なら、教えても問題ないよね?』と言われたら、別に断る理由も見つからなくて。
確かに、友達だったら教えるかも。
現に諒斗だって知ってる訳だし。
「どうだった?高崎クンは」
電車に乗ってしばらくすると、諒斗が尋ねてきた。
ちなみに、あれから大翔君とは会えずじまいで。
「どうって…楽しかったよ。それに、諒斗と違って紳士だし」
「あっ、そ。でも…つき合うなら真吾がいいぞ。その片想いの奴忘れる為に、つき合ってみたら?」
≪片想いの奴≫
それは、大翔君の事。
大翔君を忘れるために、高崎君とつき合えって事……?
「でも、そんなのって高崎君に失礼じゃない?」
他の人の事を想いながら、つき合うだなんて。
「つき合ってから好きになる事だって、あんじゃねぇの?」
大翔君より、高崎君の方を好きになるって事?
そんな事…あり得ないよ。
そう思っていたら、諒斗のキツイ一言が私の胸に刺さってきた。
「由佳がソイツを想い続けてたら、ソイツが迷惑なんじゃねぇの?」
「え!?」
迷惑……?
私が想い続けてたら、大翔君に迷惑がかかるの?