Friendship
うさぎ
「っ…ぁ、ゆう…」
疲れ切った体をそっと預ける
預けた先には同じくぐったりとした女が1人
「…ん?」
キツい香水のにおいのする女は顔を赤らめる
コイツを抱いたのは今回で…2度目か?
毎晩違う女に手を付けているせいか、随分と記憶が曖昧だ。
「…シャワー浴びてくるわ」
そう言ってベッドから起き上がると足の付け根辺りに赤い痕があった。
「一緒に、浴びていい?」
…趣味悪い女
ニヤッと笑って
「遊びの男にキスマーク付ける女は好きじゃないんだ」
しばしの沈黙…
「それ、もともと付いてた。」
さっきまでとは違う冷たい視線をおくる女はベッドから降りて
床に散らかった服を着始める
自分の甘さに苦笑した