クールな彼女
「那美、どこ行ったんだろー…」
電話してもよかったんだけど少し校門で待っていることにしてみた
トントン
―那美?!
バッ
「飯塚、はやく帰れよー」
「あ、はい」
やっぱ来てくれなかったか…
一応電話しとこ…
PRR…
でない…
ブチッ
「帰ろうかな―…」
トントン
「あ、すぐ帰りま―—那美?!」
「翔、部活お疲れ様」
来てくれた、愛しい那美…
「俺、今日選手発表で―」
「あたしの話していい…?」
「え…?」