恋愛ざかり


〜優side〜




波流と亜斐と一緒に廊下を歩いていたら、教科書とペンケースを抱えた、桜野と逢沢が向こう側から歩いてきた。




桜野と目が合うと、桜野はニッコリ笑って、逢沢の腕を掴みながら、走ってきた。


逢沢はいきなりの事で、よくわからなかったのか、腕を引っ張られた反動で俺に突っ込んだ。




逢沢の肩が軽く当たった程度。




逢沢の匂いにフワッと包まれた。





逢沢はいつもと違って、毛先を巻いていた。







超カワイイな。





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