恋愛ざかり



『話し方も、声も、変わってない。安心するなぁ、なんか。亮太……私ね…まだ亮太のことさ……好きなんだ……』







は……?




水麗……









『?』









『自分勝手だよね、私。自分でフったくせに好きとか……フったのには理由があってさ……』




水麗は那奈にとられたくなかった、そう静かに語った。






嫌われたわけじゃ、なかったのか……








< 419 / 602 >

この作品をシェア

pagetop