恋愛ざかり
斗真は俺と同じ学校だから、逢沢を知っててもおかしくない。
でも、いきなり逢沢の名前が出てビックリした。
『兄貴、汚ねぇなぁ……で?知り合い?』
何故か斗真は目を輝かせている。
『あぁ。一様……?』
アレは知り合いなのか?
一人で悩んでるうちに斗真が口を開いた。
『今日さ、逢沢先輩、見たんだけど、メチャクチャ綺麗だったんだよな〜。でさ、兄貴!逢沢先輩、紹介してくんない?』
『は!?』
思わず大きな声が出た。