恋愛ざかり




『水麗はどっかで焦ってるんだよ。自分を変えようって。』





恭平が少し大人に見えた。








『水麗、変わったじゃん、もう十分。まだ、何か変えなきゃ、いけないところがあるの?』




るーくんはそう言うと、立ち止まり、






『ま、それは水麗が決めることだしね。着いたよ。lily。』






そう言った。






そこにはレトロな感じのお洒落なおもむきの美容室、lilyがあった。








< 480 / 602 >

この作品をシェア

pagetop