恋愛ざかり


〜恭平side〜





『なぁ、恭平は水麗のこと、どう思ってんの?』






水麗がVIPルームに入っていって、類が最初に口を開いた。







『どうって……別に……』



実を言うと、水麗のことが昔から好きだ。




でも、水麗の気持ちは別にある。





だから、何も言わない。








『別に?嘘つくな、好きなんだろ?』









類には見抜かれてしまったが………







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