恋愛ざかり
『あら、友里。おかえり。でも、絶対そんなことがないって、どういうことなの?』
『あのね、その、逢沢水麗先輩はね、超綺麗で、超頭もよくて、超スタイルいいんだからね。お兄ちゃん達じゃ、相手になんないって!』
相変わらず友里は失礼だ。
『友里、うっせぇよ。おふくろ、メシ出来たわけ?』
相変わらず斗真はイライラ気味…
『えぇ。出来てるわよ!さっ!友里、斗真、着替えてきなさい?ご飯にしましょう。』
『りょーかーい♪』
友里はなぜか上機嫌でリビングを出ていった。
斗真はへこんだまんま、部屋に戻っていった。