恋愛ざかり



え…――――?





『俺も、好きなヤツに面と向かって、言えねーよ。亜斐は逢沢のそんな顔見たくなかったんだよ。』




水嶋くんは私の顔をチラッと見た。





『そんな顔すんな、大丈夫だから。亜斐と話してこい。』








『そんな顔?』







『不安そうな顔してる。』



水嶋くんは優しく笑って、頭を撫でてくれた。








< 539 / 602 >

この作品をシェア

pagetop