恋愛ざかり


『ん、ありがと……。』



また沈黙…………





『ごちそうさまー!』



恭平はあっという間に食べ終わって、食器を片付けた。







『水麗、メシ、サンキュ!俺、帰るわ。』



恭平はまたニコッて笑って、リビングを出ていった。






私は素早く食器を片付けて、玄関に向かう。




『恭平、おやすみ。』



『おやすみー』



恭平は振り返らないで、出ていった。








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