恋愛ざかり


玄関を開けると、家の前に制服に着替えた恭平が立っていた。




『水麗、一緒に行こーぜ。』


恭平と行くとか、久しぶり。



『うん!』


恭平は優しく笑って、歩きだした。



『マジ、大丈夫?痛いとこないか?』





『恭平、心配しすぎー』





『うるせー…』



また笑った。




『てかさ、間に合うの?』



こんなゆっくり話してて大丈夫?



< 68 / 602 >

この作品をシェア

pagetop