【完】あたしが君を守るから




だけど、そんなの考えたって無駄なんだ。




だって......




「早く行こう、遅刻する」




パッと手を繋がれる。




無邪気な笑顔をあたしに向ける椎。




だって。




こうやって、椎があたしを離してくれないんだもん。






< 20 / 512 >

この作品をシェア

pagetop