【完】あたしが君を守るから





とても早くて聞き取れなかった。





でも、すっごーくキラキラした笑顔で見つめる。





可愛くて、また胸がきゅんと鳴る。




写真へと視線を移す。




「...オムライス?」




ソースと優しいイエローが輝いている。





写真を見ただけでも、お腹が鳴りそうなくらい。





「よし。あたしが作ってあげる!」




ぐっと袖をまくる。







「え゛?」





ニコッと微笑んだ瞬間、嫌そうな声が聞こえた。






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