【完】あたしが君を守るから
爽やかな笑顔で。
「しーいー...そんなことないでしょ?!」
スプーンを奪って、口へ運ぶ。
う゛...。
激まず。
その言葉が当てはまる程、美味しくなかった。
ミシェルちゃんを見ると、水の入ったコップを手に何か呟いていた。
苦い顔だったから、美味しくなかったんだね...。
ごめんね、という意味で苦笑する。
あたしって、こんなにも料理できないんだ...。
女として、危なくない?!