【完】あたしが君を守るから






あぁ。



晩ご飯を食べたあとに、ミシェルちゃんをお風呂に入れて、トランプをやって。





そのまま、寝ちゃったんだ。




手を動かすと、指先に柔らかい髪が触れた。




視線で指先を見る。




気持ち良さそうに、幼い顔して眠っている椎の姿があった。





椎も、同じように布団がはだけていて見ているだけで寒そう。




この二人、本当に似てるんだ。





クスッと笑みがこぼれた。





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