【完】あたしが君を守るから
「...よし」
自分の部屋で、大きな鏡を見つめながら身だしなみをチェックする。
桃さんと買い物に行ったときに、いつか着ようと決めていた服。
姫宮から、給料のように支給されているお金で。
大人っぽいコーデだったから、似合うか心配だった。
横じまラインで、上から3本だけネイビーカラーなのがおしゃれなカーデ。
スキニーパンツに、お気に入りのブーツ。
ヒールがないから、もしものときも動きやすい。
ブーツ以外は、一気に全身買っちゃったからかなり高かったけど。
ついに、着る日がきて嬉しいからいいや♪