【完】あたしが君を守るから
でもこんな時間帯に何かあったことないし。
大丈夫だよね~。
ペットボトルに入った、ミネラルウォーターを手にキッチンを出る。
キッチンを出て、少し歩いた瞬間...。
「えっ? 何...?!」
廊下の灯りが全て消えた。
後ろを振り返ると、灯りはない。
窓から玄関の灯りを見るが、何もなし。
ブレーカーが落ちた?
冷静に考えると、そうなる。
ブレーカーがある位置を思い出す。
冷静になると1つの疑問が浮かぶ。
もしかして、これは夏目の仕業なんじゃないかって。