【完】あたしが君を守るから
それに、不覚にもドキドキしたくないから。
今でも悔しいんだから...。
「なに1人で暴れてんだよ」
机の上に座って、コーラを飲んでる司に言われた。
心の中の気持ちが、行動に出てたのか。
「何でもないでーす」
ちょっぴり恥ずかしかったから、茶目っけに言ったみた。
「...気持ち悪」
はぁっ?!
それがレディーに言う言葉??
ここが教室じゃなかったら殴ってるよ!
ギュッと拳を作って、司を睨む。