最愛の人
2章
スタート
泣いたのはその日が最後だった
それからは
何度か落ち込んだりもしたけど
友達と遊びまくったり
バイト頑張ったりで
永久の事は考えなくなってた。
今日は日曜日だから
お昼から夕方までバイト
終わってから家に帰る途中
中学生の頃によく遊んでた
隣中学の祐樹先輩とばったり。
「のあー久しぶりやんけ!
元気にしてたんかー?!」
"相変わらずテンション高っ"
そう思いながら、
『久しぶりですね!元気でしたよ☆
こんなとこで何してるんですか?』
祐樹先輩は乃愛の地元に居た。
「おぉ〜あいつ待っててん!」
少し離れた場所に
乃愛と同じ中学校で1つ上の
亮介先輩が居た。