素顔の彼は御曹司!?


「は、恥ずかしいもん…」


いいの?


あたしで、本当にいいの?


「洸輝、本当に、あたしでいいの?」


「お前がいいの。ほら、顔上げろよ」


それでも、うつむいたままのあたしに、洸輝は言った。


「キス出来ないだろ?」


半ば強引にあたしの顔を上げてキスをする。


「亜美が好きだ」




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