†蝶龍†―1―
ガラッ
「「「「怜さんこんにちわっす!!」」」」
入ると下っ端達が頭を下げて挨拶してきた。
これも懐かしいな・・・・・・
私と由樹を見た下っ端達は驚いたようで、ポカーンとした表情だった。
情けない顔・・・・・・・・ 殺してやろうかしら。
「あげは、やったらダメだよ」
「・・・・・なんで分かったの」
「目が危なかったからさ」
由樹には参る。目を見ただけで何を考えてるか読まれてしまう。