僕らの終わり

僕、流雨 香(リュウウ カオリ)がこの場のまとめ役として、ノートパソコンを手に持つ。

「じゃあまず夕里から言ってくれるか?」

「リョーカイ」

夕里に指名すると、一枚の紙を見せながら説明しだす。

「"俺ら"と同じ種族は他では見つかってない。…けど…」

『けど?』

しかし、何かあったのか夕里は黙り込み、「先に白崎先輩どうぞ」と言って頑なに黙り込む。

夕里は一度決めたら変えないから無駄と決め、先に白崎先輩に話してもらう。


「まず近況報告。まだ"あの事"は始まってないが、最近変な事件が増えている」

長くなるから僕が簡単に整理&説明をしよう。

―――――――――――――――
【変な事件勃発】
提供者:白崎先輩

・純人間にしたら出来ないと思われる人の殺し方で一週間に一回程度で殺人事件が増えた。
・神隠し ととれるように、何人もの純人間が跡形なく消え去った。
・黒い影を目撃する者が多発。
―――――――――――――――


黒い影と殺人は同人物じゃないか?と白崎先輩は予想を経てる。

「そして
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