俺の彼女は×××
「へ…へぇ」
「ちなみに繭ちゃんはどんなコスプレ好き?私はナースとかセーラー服もいいと思うのっ!」
それからしばらくおじさん…いや、Honeyちゃんは延々とコスプレについて熱く語り
最終的にメイド服が一番好きというオチ。
「あのー…」
どうしても聞きたい質問をしてみた。
「ここって…その………いかがわしいお店なんですか?」
「……………」
「……………」
「……………」
「………っもぉヤダー☆
繭ちゃんてば勘違いしすぎよっ♪
ここは店員が色んなコスプレするだけの
喫茶店♪」
なんだ……Honeyちゃんが無言になったから不安になっちゃったじゃん!
とりあえずこの店にあった不安要素は
Honeyちゃん以外なくなった。
「じゃ、今週末には連絡するわねっ」
Honeyちゃんに見送られながらお店を出た。