俺の彼女は×××



顔を上げると、2組の皆さんの視線が私に向けられた。


「………あは」



視線が痛い。



できることなら今すぐ死にたい。





「…大丈夫?」




この気まずい空気の中で唯一声を掛けてくれた人がいた。



「あ…はい大丈夫です」




しかもとびきりのイケメンだった。



「ならよかった」


それだけ言うと、何事もなかったかのように友達の輪の中に入って行った。

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